【平均年収6000万】ゴールドマンサックスの入社試験問題の記事ページです。
ゴールドマンサックスの有名な入社試験の問題です(年度は不明)。
あなたは旅の途中、草原を歩いていると2つの扉を見つけました。
それぞれの扉の前にはライオンが一頭ずつ座っておりました。傍らに立てられた札にはこう書かれています。
『片方の扉は、あなたを新しい世界へ導くだろう。しかし、もう一方の扉を開けば、たちまち旅の始まりに逆戻りするだろう。
二頭のライオンは「はい」か「いいえ」でしか答えることができない。また、見た目は全く同じだが、一頭は真実しか語らず、もう片方は嘘しか語らない。
あなたはどちらのライオンに何と質問をすれば、新しい世界への扉を開くことができるだろうか。ただし、あなたが質問してもよい回数はただ一度だけである。』
この問題が印刷されたDMが就活時期に自宅に届いた思い出がありますが、当時、小一時間考えてみても分かりませんでした…。
以下、解答になります。
あなたは一方の扉を指して、その扉の前のライオンに次のように尋ねればよい。
「ライオンよ、あなたは”こちらが新しい世界へ続く扉か?”と聞かれたら、”はい。”と答えますか?」
真実を語るライオンであれ、嘘しか語らないライオンであれ、新しい世界への扉の前に座っていれば、“はい”と答えるし、旅の始まりへ逆戻りする扉の前に座っていれば、“いいえ”と答える。
よって、あなたはライオンが“はい”と答えれば、その扉に進めば良いし、“いいえ”と答えれば、逆の扉に進めば良いのである。
上記のロジックを導くために以下の4通りについて考える必要がある。
★ case1-1: 新しい世界への扉を指して、真実を語るライオンに聞いた場合。
真実を語るライオンは、新しい世界へ続く扉の前に座っているので、“はい”と答えるはず。よってあなたに聞かれた問いの解答も“はい”である。
★ case1-2: 新しい世界への扉を目指して、嘘を語るライオンに聞いた場合。
このライオンは嘘しか言わないので、“いいえ”と答えるはず。しかし、「はいと答えますか」という問いに対しても嘘をつかなくてはならないので、ライオンは“はい”と答えるのである。
★ case2-1: 旅の始まりへ逆戻りする扉を目指して、真実を語るライオンに聞いた場合。
真実を語るライオンは、“いいえ”と答えるはず。「はいと答えますか」という問いに対する答えも“いいえ”である。
★ case2-2: 旅の始まりへ逆戻りする扉を目指して、嘘を語るライオンに聞いた場合。
嘘つきのライオンは、通常なら“はい”と答えるはず。しかし、「はいと答えますか」という問いに対しても嘘をつかなくてはならないので、ライオンは“いいえ”と答えざるを得ないのである。
いかがでしたか?
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