官僚・役人の知られざる組織体系とは?の記事ページです。
意外と知られていない官僚の世界。
官僚・役人の組織構造をご存知でしょうか?
今回は官僚の組織図のご紹介です。
民間企業と同じように役職が上がるにつれ、ポストのパイも限られていくというピラミッド構造となっています。
というようになっています。
いかがでしょうか?
激務をこなし、熾烈な出世競争を勝ち抜きトップの事務次官になれたとしても、意外と年収は少なく2000万程度。
これでは割にあわないかもしれませんね・・・。
というのも話は逸れますが、
年収1500~2000万ラインであれば、30代前半の会社員でも高給取りであれば普通に届いている方がいるレベルだからです(注1)。
激務・成果主義・出世競争というサバイバル環境ではありますが、単位時間当たりの生産性が高い金融・証券系や戦略コンサル系などでは30代前半で1500~2000万ラインの年収に届いている方も日系・外資問わずちらほらいます。
まったり系では、日系ではほぼ無理ですが、外資系であれば届いている方もやはりチラホラいます。
話を戻すと、、、
官僚の世界ではこの年収1500~2000万ラインに届くのは、50代後半の局長以上からになるそうですが、局長、事務次官になれるような方は、上記に挙げた高給取りリーマン層に、恐らく余裕でなれてしまうような高水準な能力の持ち主たちです。
ということは、民間で高給取り層になっていれば、30~40代で年収1500~2000万を得ていた可能性もあるのですから、年収のみを軸に据えると、やはり割に合わない報酬な気がしますが、いかがでしょうか?
かつては、「天下り3回で生涯賃金10億円」という官僚の美味しすぎる特権三昧な甘~い汁もあったようですが、現在ではご存知のように天下りに対しての厳しい世論の目がありますので、ひっそりこっそりとです。なかなか官僚の世界も世知辛い感じなのかもしれませんね。
ちなみに、キャリア官僚の人気の天下り先は、政策金融機関・上場企業の役員・公益法人だそうです。
ソース:
注1
ただし、この年収1500~2000万ラインというのはほとんどのサラリーマンは定年退職を迎えるまで一度も届くことはありません。このラインに30~40代の間に届くのは給与水準の高い環境・職種・専門性などがある高給取りリーマン層に限定されますので一般的ではありません。
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