大学別平均年収ランキングと、身も蓋もない就活の話 の記事

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大学別平均年収ランキングと、身も蓋もない就活の話

大学別の平均年収ランキングです。
上位10校中、9校が国立大学で占められています。

dodaで発表されていたものですが、年齢や有効サンプル数も気になるところではあります。また、あくまで平均値なので中央値がいくつなのかは不明です。

「えっ!?こんなに低いの?」と思った就活生もいるかとは思いますが、上位10校の年収ライン(500後半~700万)程度ならば、日系であってもいわゆる高年収企業に勤められる方は3~5年目で、景気や残業時間、評価次第では額面で超えてくるかと思いますのでご安心を。

そこからの上昇幅は企業によりピンきりかなという感じです。

順位大学平均年収
1 東京大学729万円
2 一橋大学700万円
3 京都大学677万円
4 慶應義塾大学632万円
5 東北大学623万円
6 名古屋大学600万円
7 大阪大学599万円
8 神戸大学590万円
8 北海道大学590万円
10横浜国立大学573万円
11早稲田大学572万円
12九州大学569万円
13東京理科大学563万円
14上智大学555万円
15横浜市立大学550万円
16大阪府立大学546万円
17中央大学531万円
18埼玉大学530万円
19筑波大学527万円
20明治大学524万円
20千葉大学524万円
22同志社大学522万円
23関西学院大学513万円
23大阪市立大学513万円
25首都大学東京512万円
26金沢大学511万円
27青山学院大学510万円
28広島大学506万円
29成蹊大学504万円
29長崎大学504万円
29立教大学504万円
32学習院大学503万円
32山梨大学503万円
34山形大学503万円
35国際基督教大学502万円
36熊本大学500万円
37信州大学492万円
38長野大学489万円
39佐賀大学488万円
40岡山大学484万円
41宇都宮大学483万円
41新潟大学483万円
43法政大学482万円
44徳島大学480万円
45東海大学479万円
46香川大学478万円
47滋賀大学476万円
47京都産業大学476万円
49大分大学469万円
49福井大学469万円

順位大学平均年収
49日本大学469万円
52成城大学468万円
52名古屋市立大学468万円
54甲南大学467万円
54関西大学467万円
56立命館大学466万円
57秋田大学465万円
58東京経済大学463万円
58富山県立大学463万円
60東邦大学461万円
60西南学院大学461万円
60明治学院大学461万円
63山口大学460万円
63徳山大学460万円
65武蔵大学459万円
65鹿児島大学459万円
67獨協大学458万円
67南山大学458万円
69函館大学456万円
69駒澤大学456万円
69愛媛大学456万円
69旭川大学456万円
73下関市立大学455万円
74名城大学454万円
74静岡大学454万円
76岐阜大学453万円
77専修大学452万円
78神奈川大学451万円
79東北学院大学449万円
80岩手大学448万円
81福岡大学447万円
82近畿大学446万円
83茨城大学445万円
83國學院大学445万円
83愛知大学445万円
86宮崎大学442万円
87和歌山大学441万円
88北海学園北見大学439万円
88弘前大学439万円
90日本文理大学437万円
90京都府立大学437万円
90創価大学437万円
93拓殖大学435万円
93順天堂大学435万円
95城西大学435万円
95明星大学435万円
97福山大学434万円
97三重大学434万円
99亜細亜大学433万円
100神戸学院大学432万円


就活はテンプレ合戦?!


正直なところ、ほとんどの職種では、いわゆる就職偏差値の高い企業であれ低い企業であれ、それほど仕事の難易度には差が感じられなかったりします。

むしろ、傾向でいえば、同じような仕事内容・能力にも関わらず、就職偏差値の高い企業の方が、給料も高い上に、余裕のあるスケジュールや立ち位置、優秀な同僚からのサポート、充実した研修制度、有給の取りやすさ、福利厚生の充実といった様々な観点から精神的にはかなり楽だったりします。

仕事内容や能力が大して変わらないにもかかわらず、

  • 給料は高い上に、
  • さまざまな面でいろいろと楽

となると、事前調査や準備をしっかりとし、納得感を持って、いかに最初にどの企業に潜り込むかというのが大切になってきます。

日系の就活であれば、筆者自身が理系出身ということもあるのですが、以下のようなおおざっぱなテンプレさえ押さえておけば、足切りライン以上の学歴があることは大前提として、何社か受ければ内定は案外サクッと出るかと思います。


なんちゃって専門領域


これは国内では理系ならではのものですね。(注1)

しかし恐れるに足らず、誰もかれもがその分野の超一流というわけではありません。

院生であれば1,2本は国内学会に投稿してると思うので、その研究目的と内容を素人にも噛み砕いて説明できれば十分です。

さらに、国際学会に参加したりなんてしていれば、それはもう「私、英語も出来ちゃうよ、海外に大学費用で行けちゃうくらい優秀ですよ」なんてアピールにもなるので、さりげなく是非活用しましょう!

注1: 国内の文系学生は受験時をピークとし、入学後は試験前以外、まったく勉強しないといった方が多いので…。本来は理系だから、文系だからといったように分けて考える必要は一切ないのですが。


それっぽいプレゼン能力


向き不向きもある上、学生ではそもそも経験値が乏しく、人前で何度も実践し叩き上げていなければ、一流コンサルのような理路整然としたようなプレゼンは、大抵の方には基本無理です。あくまでそれっぽくというレベルで。

なんて、最近まで思っていたのですが、、、

この頃の学生は、学生のうちから人前で発表する機会が増えてきているからなのでしょうか。スッキリと伝えたい内容が分かりやすく簡潔にまとめられ、見栄えもする綺麗なパワポで堂々と説得力のあるプレゼンができるプレゼン強者な方が急激に増えてきています

おどおどし、たまに声が震え、目線は聴衆に向けることができず、台詞を全部書き込んじゃった?というようなごちゃごちゃしたパワポを、ただカンペのように読み上げているだけといった、いわゆるプレゼン弱者は絶滅危惧種になりつつあります。

2,3年前まではこのようなプレゼン弱者がかなりの割合でいたので(理系の方は特に多かった印象です)、プレゼン能力はなんちゃってで十分だったんですけどね・・・。

となると、相対的に求められるプレゼン能力の閾値はだいぶ高くなってきているかもしれませんので、上位企業に滑り込むことを狙っているならば、人前でキョドらない何がいいたのかよく分からないというレベルは最低限脱していなければ話にならないかもしれません。

機会があるならば人前でのプレゼン練習を積み重ね、改善しておく必要があるかもしれません。


面接で「聞かれたこと」にちゃんと答える能力


これ、ただの慣れの問題です。

ですが、緊張や自己アピールすることばかりに意識がいってしまっているためか、聞かれたこと以外のことまで、あれやこれやだらだらと話してしまい、意外とできていない人が多いです。

最初はすこし意識して面接へ臨んだ方がいいかもしれません。

また、コミュ障であったとしても聞かれたことに対して答えられればよいので、何の問題もありません。合コンなんかで盛り上げるようなコミュ能力とは全く違ったものです。

加えて、たまに思いついたときにでも+αのエスプリのきいた上手いことでも付け加えられれば完璧です。

テクニックとしては結論から話すやらなんやらありますが、その辺りは、就活本やらネットで腐るほど情報は落ちているかと思いますので、そちらをご参照くださいまし。


なんちゃって英語能力


英語面接なんてほとんどないので話せなくても構いません。

ではどのように客観的になんちゃって英語能力をアピールするのか?という点ですが、それは、ずばりTOEICです。

真面目に取り組めば短期間で高得点を狙えるTOEICで800以上のスコアをサクッと取得しておきましょう。大手企業を狙うならば、今や就活までにTOEICを受験していないことは非常識なくらいTOEICは浸透しています。

もう一つ有名なTOEFL(トフル)は、TOEICのようになんちゃってで高得点を狙うのは非常に難しいので、サクッと捨てましょう。就活用のためだけにTOEFLで高得点を狙うことは、無謀であり対時間効果に見合いません。

ですので、比較的楽なTOEICで800以上のスコア取得を断然おすすめします。

そして、大抵は英語のできない面接官の「英語はできるの?」という質問に、はいはい英語ねと、ドヤ顔でTOEICのスコアを提示できればおkです。ドヤ顔はあくまで心の中だけに留めておくことは忘れずに。実際にドヤ顔をしてしまうとお祈りが待ちうけています。


2つ3つ面接官と談笑できるような適当なエピソード


1つだけですと、それ一本でいろいろな質問に受け答えをしなければいけないので、「またそれ?」みたいな空気になり、いろいろと苦しいかもしれません。

ですので、大したエピソードでなくてもそれ1つで2~3分くらいは語れるようなものを他にいくつか用意しておくと、幅が広がり相当楽になります。

気を付ける点としては、志望動機や自己PRへ繋げていくためのエピソードですので、主張や軸には一貫性を持たせ、それぞれのエピソード間での論理破綻や矛盾が無いようにしましょう。


テンプレ質問へのテンプレ回答+αできる程度の事前準備


いわゆるテンプレ質問というのが就活では存在します。

ネットにいくらでも情報は落ちていますので、これらのテンプレ質問はざっと押さえておいて、テンプレ回答をはきはきと、爽やかにできればいいのではないでしょうか。

例えば、「ぶっちゃけ、志望度はどれくらい?」と聞かれたときに「第2志望です。」「面接練習用です。」なんて正直に答えたら、お祈りコースへさようならとなります。

こんなときは、面接の上手な方や、受け答えに自信がある方であれば「第一志望“群”です!」なんてオシャレな回答でも問題ありませんが、そこは素直に「第一志望です!」と答えておくのがテンプレ回答となります。


最後に質問はありますか?


いわゆるテンプレ質問であり、「特にありません」で問題ないという人もいます。

実際のところ、その企業は何社か受けているうちの1つでしかなく、ある程度のことは会社HPで調べてきているし、先輩やらからも聞いているし、そもそも正直働きたくはないけど働かざるを得ないから少しでも条件のいい企業へ就職したいだけであって、ぶっちゃけ大して興味はないし、そんな毎度毎度、何か質問ありますか?なんて聞かれても特にないんだけどなぁという人が大半なのではないでしょうか。

かといって、「特にありません」で面接を締めくくってしまうのもなんだし、仕方ないから1つくらい質問しておくかという流れで、ほとんどの就活生は間を埋めるためだけのような同じような質問をし、面接官は同じような回答をして終わるという、そんななんとも微妙な立ち位置のこの問いかけ。

さて、そんな立ち位置のここをどれだけ重要視すべきなのかは正直、分かりません。まったくもって重要ではないかもしれません。

ですが、まず間違いなく聞かれるこの質問。

いくつか考えておくに越したことはないでしょう。というのも、ここでいい印象を与えられると、終わりよければ全てよしとも言いますし、いい雰囲気で面接を終えることができる最後のチャンスでもあるのです。

このチャンスをどう生かせばよいのか?

ここまで長々と時間を割いて読んで頂いた方に具体的な事例を何も示さないというのも申し訳ないので、私自身が就活当時に多用していた具体的な方法を1つ参考までに紹介します。

当時はどの就活本にも書かれていなかったと思うので誰とも被らず、今でもうまい手だったなと思っているその方法は、まずまず以上の手応えを面接中に感じられている前提で、いよいよ「最後に質問はありますか?」ときましたら、「大体のことはHPや本で調べてきていますし、OB訪問でも事前に教えて頂いているのでミスマッチもなく大丈夫だと思います。なので、最後にもう一度、どうして私がXXX(会社名)へ入社したいのかをアピールしてもよろしいでしょうか?」という感じで了承をとって、自己アピールしちゃうことです。

大した質問があるわけでもなく、必ず聞かれることを逆手にとって、ここまでとっておいた練りに練った志望動機と自己PRに繋がるとっておきのエピソード(これは一撃必殺レベルになるまでよく考えてください)を1~2分程度で語り締めくくる。これを、第一志望群の2次、最終面接では多用していました。

このようなイレギュラーな形でも、一日に何人も同じような面接をしていて退屈しているだろう面接官にとっては、むしろ「おっ!?」という感じで受け入れられ、まず断られることはありませんでした。

実績値としては、次の面接へ進めた、内々定がとれた勝率は100%でした。これが勝因に繋がっていたのかは分かりませんが、ほ~、ふむふむ、いい感じだね~という感じでいつもいい雰囲気で面接を終えられていたので個人的にはおススメです。


まとめ


以上、個人的見解ではありますが、この程度のなんちゃってレベルのテンプレが揃っていれば、何社か受ければ大手の上位企業のどこかに内定は出ると思います。

学生時代、どんなに遊び呆けていようが、真面目にコツコツ学問に取り組んでいようが、こういったテンプレが揃っているかどうかで明暗が分かれてしまうというのが現状の就活戦線の実態だったりします。

あとは景気に左右される当該年度での採用数次第で入社難易度は大きくブレますが、こればかりは運ですので、自分ではコントロールできませんし、いい年度に当たることを祈りましょう。


というわけで、転職でもしなければ最初の会社次第で、給料からその他の待遇まで向こう何十年先までのほとんどのことが決まってしまうわけで、その最初の関門がなんちゃってテンプレ程度で乗り切れることが多いのだから事前準備はしっかりしておきましょうねという話でした。

ではでは。

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