激変する2016卒からの就活スケジュールの記事ページです。
2016年から就活スケジュールが大きく変わります。
従来は、12月から企業エントリーサイトへの登録や説明会が解禁され、4月から面接ラッシュとなり順調にいけば4月中旬あたりまでには内定が出揃うというスケジュール感でした。
変更後は、3月から説明会が解禁され、面接実施は真夏の8月から実施となります。
長期化します
今やサマーインターンへの参加は常識となりつつあります。
必ずしもインターン参加が本選考時に有利になるとは限りませんが、実情はインターン参加者へは特別な選考ルートが用意されていたり、自己PRや志望動機を練る際に説得力があるものにしやすいため、多くの学生が参加しています。
今回の就活スケジュール変更により、サマーインターンの扱いがどうなるかは分かりませんが、恐らく従来通りのままでしょう。
であるならば、サマーインターンは7~8月からですので、本選考が終わるまでを含めると実際は1年近く就活のことを考え続けることになるため、気持ち的には就職活動期間は長期化します。
しんどくなります
8月に面接です。
8月といえば真夏です、陽がじりじりと照りつけています。
そして、面接はスーツです。服装自由、涼しい格好でお越しくださいとアナウンスはあるでしょうが、ノーリスクをとるならばやはり基本はスーツです。
真夏にビシッと決め込んだリクルートスーツ。
はい、これ最強のしんどいコラボの完成です。
本選考時には順調にいけば一日のうちに2社、3社と面接がダブルヘッダー、トリプルヘッダーとなることは普通です。面接時にはクーラーの効いた会議室で快適に過ごせるかもしれませんが、面接会場へ向かうまでの移動時間で、もれなく汗ダラダラです。
これはハッキリ言って、しんどいですよ・・・。
そして、最後に一番しんどいことは・・・。
従来は、最終学年の4月中旬あたりまでに内定が出揃うので、卒業後の将来が決まった安心感と開放感の中、大学生活最後の夏休みを思う存分満喫できました。
しかし、就活スケジュール変更により大学生活最後の夏休みは就活に明け暮れることになります。
3年生、M1時の夏休みもサマーインターンへの参加など迫りくる就活への不安で開放感はあまりないと思います。
ということは、将来が決まった開放感の中での、これが人生最後の夏休みというのはもうなくなります。残念なことに、日系企業でサラリーマンを続けるならば、この先定年を迎えるまでの40年近く1か月以上の夏休みはもう取ることはできないのです。
人生最後の夏休みがなくなる。
・・・これ、最高にしんどくないですか?
学業への支障がでないよう配慮し、夏休み時期へ就活スケジュールをずらしたのでしょうが、以上のことから、個人的にはありがた迷惑な改悪スケジュールになっていると思います。
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