ベテラン社員が振り返る「新人時代の浅はかな考え」トップ10の記事ページです。
誰にでもある新人時代。
そんな新人時代から、数年と揉まれていくうちに、誰しも当時とは違った考え方になってくるものです。
今思うと浅はかな思い上がりだったり、恥ずかしくなってしまうような「新人時代の勘違い・考え」トップ10の紹介です。
中には耳の痛くなるようなものもあります…。
1位 偉くなると仕事が楽になる
2位 仕事がイヤになったらいつでもやめられる
3位 給与は年次が上がれば上がるはず
4位 自分を曲げてまで、客や上司に気に入られたくはない
5位 役職が低い先輩は能力が足りない
6位 同期に比べて自分は仕事ができる
7位 地味で苦しい仕事はくだらない
8位 仕事は楽しくなくて当然
8位 望み通りの転職をするのは簡単
10位 会社の方針は時代遅れ
※番外
11位 質問をすると「使えない奴」と思われそう
12位 仕事以外で、職場の人とコミュニケーションを取る必要はない
13位 客先で頭を下げる上司はカッコ悪い
14位 上司が自分を叱るのは、自分のことが気に入らないから
14位 失敗して上司や先輩に迷惑をかけるくらいなら、大きなチャレンジはしたくない
【1位 偉くなると仕事が楽になる】
「楽になるどころか若いころと一緒なくらい忙しい」(46歳)
「管理職や経営者の考え方や苦労が理解できた」(49歳)
「偉くなるほど責任が重くなり、精神的にきつくなった」(51歳)
「偉くなっても、仕事はきつい」(52歳)
「給料と責任の割りが合わない」(48歳)【2位 仕事がイヤになったらいつでもやめられる】
「若いうちはそれでも問題なかったが、自分にしか出来ないことが増えるとそうは言えない」(47歳)
「今の仕事もしっかり出来ないものは、どこに転職しようが仕事が身につかない」(64歳)
「責任が重くなると簡単にはいかない」(52歳)
「家庭を持って(やめられないと気付いた)」(53歳)
「責任感がなかった」(45歳)【3位 給与は年次が上がれば上がるはず】
「年功序列もなくなり、右肩上がりの業績も期待できない時代になった」(56歳)
「(年次が上がっても)苦労ばかり増えて、見合った昇給が無いから」(54歳)
「年功序列主義から能力主義へ(変わったから)」(63歳)
「世間の景気で左右される」(49歳)http://news.livedoor.com/article/detail/11099987/
1位にある『偉くなると仕事が楽になる』というのは、私も勘違いしていたクチなのですが、すくなくとも自由市場で戦っている民間企業ではあまり聞いたことがありませんし、実際ほとんどないのではないでしょうか。
順調にそこそこのポジションまで出世していきますと裁量権も大きくなってきますので、仕事を回すスキームを自分でコントロールできるようになり楽になるという面もあるのですが、一方で責任は圧倒的に重くなっていきます…更に偉い立場の人に、「なんで?どうして?で、どうするの?」と詰められます。
また、特に新人時代~仕事が回せるようになってくる数年の間によく勘違いしがちなのが、『自分がいないと仕事が回らない』的なやつですが、大企業においてこれは大抵は勘違いです。
このような思い上がった奢りが出てくるようなときは、自分の立ち位置や能力、実績なんかを冷静に市場評価に照らし合わせて振り返ってみた方がよいかもしれません。
現状の1.5~3倍以上の給料を払ってでもあなたにオファーを出してくれる企業はありますでしょうか?
新人さんですと、これから転職やらなんやらで辞めていく方を沢山見ることにもなると思います。
そんなとき、自称「できる人たち」が、自分が居なくなった穴埋めに苦労するだろうね・・・と、息巻いて辞めていく場面にもでくわすことでしょう。
そのような方たちが辞めていっても、直後に多少の混乱はあるにせよ、全体の仕事は滞りなくしっかり回っていくものなのです…。
謙虚すぎたり、卑屈になる必要は一切ないと思いますが、組織の一員として雇われの身で働く以上は、周りの人たちとの協力プレーや良好な人間関係は欠かせないものです。
サラリーマン生活を居心地良く過ごす上で「人間関係」というのは、圧倒的に重要なものですので、無意味に「人間関係」を悪くするような発言や態度、考え方は、新人時代の早いうちに改めておいた方がよいかな~と個人的には思います。
ではでは。
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