2016年 夏のボーナス支給額の総決算まとめの記事ページです。
2016年夏ボーナスの平均支給額は「92万7,415円」と経団連から発表されました。
製造業と非製造業で見ると、非製造業は前年比15.77%増と大きく伸ばす結果となっているようです。今期は額面どころか手取りで100万円越えできた方も相当数いるのではないでしょうか。
一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は6月7日、「2016年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」(第1回集計)を発表した。
回答した95社の組合員平均は、92万7,415円で前年比3.74%増。4年連続の増加となった。
上記はいわゆる大手企業といわれる企業のボーナス支給額です。
では、中小企業のボーナス支給額状況はどうなっているかというと…
大阪ものものになり調査範囲は狭いのですが大阪シティ信用金庫調べによると、1人当たりの平均支給額は前年夏に比べ1317円増の25万8672円だそうです。
大手と中小で比較すると、
となります。
業種別でみていくと、自動車業界がトップの105万円、つづいて建設業界が前年度比34%増と好調となっています。
企業別ではトヨタ自動車が148万円と2014年、2015年に続き3年連続で夏のボーナス支給額1位となっているようです。
トヨタ自動車は総合職で入社してしまえば、以後のライフイベントは全てトヨタグループでお手軽に済んでしまうといっても過言ではない安定度は魅力です。
もちろん、この額以上に支給されている企業もありますが、公表されている中でのものだと思われます。
景気の良い大企業ばかりを眺めているとボーナス100万円越えが当たり前のような気になってきますが、支給額別の割合をみていくと、そもそもボーナスがない方の割合は40%弱となっています(カカクコム調べ)。
支給される額は人それぞれですが、ボーナスを貰えるだけありがたいと思うことにしたほうが精神衛生上よさそうです。
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